ハラタケ科ハラタケ属のキノコで、学名はAgaricus blazei Murill。
「アガリクス茸」という名称のキノコは単独では存在せず、いわゆる「アガリクス」と一般的に呼ばれているのは、この「アガリクス・ブラゼイ・ムリル」というキノコのことで、和名は「ヒメマツタケ」。 ヒメマツタケ(アガリクス )は1978年頃より名古屋市場を中心に流通が開始されましたが、ブラジルで発生する野生種と比較して極めて小さなアガリクスのみの収穫でした。キノコが小さいことから「ヒメ」また、日本人の嗜好性の高い「マツタケ」とをあわせて「ヒメマツタケ」と命名されたようです。 また、ヒメマツタケ(アガリクス )はブラジルの東南部に位置している、ピエダーテ山地が原産地とされます。この「アガリクス」が日本に紹介されたのは、1965年。ブラジル在住の古本隆寿さんがサンパウロ近郊の山中に自生しているアガリクスを発見し、三重県在住のキノコ博士、岩出亥之助さんに送ったのが最初だといわれています。 岩出菌学研究所を設立した岩出博士は75年、食用キノコとしての「アガリクス」の人工培養法を開発しました。岩出菌学研究所は食用キノコとしての、ヒメマツタケ(アガリクス)の普及を目指していましたが、味や腐敗が早いことから、食用としての普及を断念しました。 |